アラサー女のかるた時々その他。

社会人で競技かるた始めました、地方在住のOLの記録です。

なにわえ

難波江の葦のかりねの一夜ゆえ みをつくしてや恋ひわたるべき

突然ですが「なにわえ」の和歌って切なくも大胆な内容だなぁと思います。
「(刈り取った短い葦の一節のような、)たった一夜を一緒に過ごしたばかりに、この身を尽くして恋い焦がれることになるのかしら?」

恥ずかしながら縁語や掛詞についてはよく分かりませんが、いわゆるワンナイトラブ、一度限りの関係の後の女性の心境を詠んだ歌ですね。

百人一首は恋の歌が多いので、昔も今も恋愛模様は変わらないんだなぁと、胸がキュンとしてしまいます(>_<)
昔は今よりもライフスタイルの選択肢が少なかったと思うので、むしろ今より恋愛は命がけのものだったのかもしれませんね。

ちなみに「な」札って恋の歌が多い気がします。8首中5首かな?
特に「なにし」「ながか」なんて艶っぽいですよね(#^.^#)

大会前なのに練習そっちのけでこんなことを考えてしまいます(笑)