なにわえ
難波江の葦のかりねの一夜ゆえ みをつくしてや恋ひわたるべき
突然ですが「なにわえ」の和歌って切なくも大胆な内容だなぁと思います。
「(刈り取った短い葦の一節のような、)たった一夜を一緒に過ごしたばかりに、この身を尽くして恋い焦がれることになるのかしら?」
恥ずかしながら縁語や掛詞についてはよく分かりませんが、いわゆるワンナイトラブ、一度限りの関係の後の女性の心境を詠んだ歌ですね。
百人一首は恋の歌が多いので、昔も今も恋愛模様は変わらないんだなぁと、胸がキュンとしてしまいます(>_<)
昔は今よりもライフスタイルの選択肢が少なかったと思うので、むしろ今より恋愛は命がけのものだったのかもしれませんね。
ちなみに「な」札って恋の歌が多い気がします。8首中5首かな?
特に「なにし」「ながか」なんて艶っぽいですよね(#^.^#)
大会前なのに練習そっちのけでこんなことを考えてしまいます(笑)