印象に残りたい

昨日は東京の読手講習会に参加してきました。
専任読手さんはかるた人にとっていわば天上人、その先生方が揃い踏みでしかも直接指導をいただくという...貴重だけどすごーく緊張する機会です(~_~
これから少しずつでも録音をして公認読手の推薦をもらいたいなぁ。

ところで表題の件。
社交ダンスをテーマにした「ボールルームへようこそ」という漫画が好きなのですが、最新巻で主人公がダンスを頑張るモチベーションは、「自分をダンスに引き込んだ一流選手の女の子の印象に残りたい」からだという場面がありまして。
それはその子の気を引きたいとかいう下心でもなければ、その子に褒めてもらいたい、ダンスで勝ちたいという俗っぽい欲でもないんだろうと思います。

で自分の身に置き換えてみて、何となく分かる気がして。
わたしがかるたを続けているのは単純に面白いからですが、続けるからには、何かしら他人に影響を与えられる人になりたいです。
かるたの試合そのものでも、かるた自体への取り組み方を通してでも、どちらでもいいので。
「さっきの女性、攻めが強かったなー」「社会人から始めても有段者の中で戦えるんだな」とか、少しでも感じとってもらえたらいいなぁ...(｀_´)ゞ...と。

...すごーくおこがましい考えで言葉に見合うだけの努力もできていないので、誰にも話せないですが...静岡の大会が終わってから、ぼんやりと考えていたことでした。