かるたにセオリーはあるのか

先週の土曜日は社会人サークルにて１日練習でした。
ゲストとしてある男性の方がいらしたのですが、こちらの顔を見て開口一番、
「去年の椿杯で対戦した者です！」と（笑）
わたしはあまりあちこち練習には行かないので結構珍しいことでした。大会の対戦相手もあえて覚えないので...

ところで。かるたは相手との距離が近いせいか、対戦してるとお相手の感情や思想は何となく伝わってくるような気がします。
攻めか守りか、取るか拾うか、内向的か外交的か。(なんか漠然としてますね)

自分はかるたに出会うまでスポーツを真剣にやったことはありませんが、競技かるたは対戦競技だけれどもどちらかというと芸術とか採点競技とか、表現することと感覚的に近いんじゃないかと思い始めました。
卓球やテニスなどはプレースタイルの違いはあれど一定のセオリーがあるんだろうと思いますが、かるたには万人が賛同する定石は果たしてあるのか、と。
人と対戦してアドバイスをもらって、いろいろ試行錯誤しながら自分のかるたの世界を作るしかないのですよね。

深く考えずに上にいける人が羨ましくもある一方、そんな試行錯誤を楽しんでもいるこの頃です。